ちょっと前(8月初旬くらい?)に、Onda V975iという
IntelなAndroidの中華平板を輸入してみました。Geekbuyingで諸々込み$210でした。
購入動機は
・ Bay TrailなAtomを弄ってみたかった
・ 無駄にRetina(笑)な2KのIGZO液晶とか積んでる
・ 形状がほぼ○Pad Airなのでアクセサリーとか流用できそう
・ なんかWin化できるらしい
という感じです。。
実際に触ってみたところ、質感もそこそこ、Softwareも安定していて
Androidタブレットとしても普通に優秀だったのでAndroidのまま使っていたのですが、
今回、出張に持っていく(遊び用の)Windows PCが必要だったので1Win化することにしました。
英語版Forumによると2、V975iにはV1/V2という2種類のバージョンがあり、
今回入手したV2は、
Hardware的なmod無しで
そのままRecovery用のZIPを適応して、
bootloaderをWin用のBIOS(UEFI?)に書き換え、
WinをUSBからWinPEで起動してInstallするだけらしく、非常に簡単だと思っていました。
で、V975i_Win_Bios.zipとかいうファイルを専用のUpdaterで選択し、
Recoveryでflashさせたところ、無事Flashが終わり、
再起動で普通にAndroidが起動しました。
予定ではWinPEを求めるBIOSのPOST的なモノが表示されるはずだったのですが。
あれ、何か失敗したのかな、と思いとりあえず再起動させたところ、
ただのまな板になりました。完。
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よくよく調べると、FirmwareのFlashはRecoveryだけでは終わらず、
再起動後のAndroid内でも続行され、Flash終了すると再び勝手に再起動するとのこと。
つまりFlash中に強制中断してしまったようです。どうしようもありません。
少し足掻こうと思い、Powerを長押ししましたが、待っても何も起こりません。
V1はHDMI経由じゃないと何も表示されないらしく、HDMIを繋いでみましたがNo Signalでした^^
エンジニアの端くれとして、ここで諦めたら負けだと思ったのでとりあえず分解しました。
シールド内部、SoCの横にある8pinのSOPに書かれた刻印は「Winbond 25Q64DWT1M 1215」
これを元に検索すると…Winbond製Flash W25Q64DWのデータシートを発見!!
1.8V動作なのでレベルシフトしないとだけど、FT232RLのBitBangでなんとかなるかな…(続く、はず)
手元にはVAIO TZっていう7年前の骨董品しかなくて流石にアレだったので ↩
Onda Official Win 8.1, Drivers & Bios – Tablet Onda v975i Forum – Onda Tablet Forum ↩