VAIOだとWindows 7を入れてもXPモードが使えない件
前回述べたように使えない。というわけで、有効化してみた。
まあ、既にいろいろなサイトに紹介されている方法ですね。
1. MS-DOSで起動
2. symcmos.exe を使ってCMOSの内容を抽出
3. 書き換えて戻す
さて、しかしこのVAIOにはFDDドライブがないので、その辺りが割と面倒。
USBからDOSを起動することになるわけだが、そもそもFDDドライブがないとMS-DOSの起動ディスクが作れないんですね。
まず、FDDの付いている他のPCや、VirtualPCなどの仮想環境上のFDDドライブでMS-DOSの起動ディスクを作って、VAIOに持ってくる。
主に必要なのは以下3ファイル(らしい)。
次に「HP USB Disk Storage Format Tool」で、適当なUSBメモリをフォーマットする。
このときFAT16じゃないとダメな気がするので(DOSだし)、2GByte以下のものを選んだ。
今回、実家だったので適当な物が見つからず、256MBのSDカード+上海問屋の999円MP3プレーヤーでやった。
こんな感じに設定した。
んで「Start」
出来たUSBにsymcmos.exeをいれれば、とりあえず準備終了。
つぎに今作ったUSBから起動する。
このとき、BIOSの設定で
・[Advanced]で[External Drive Boot]が[Eabled]
・[Boot]で[USB Flash]が[Internal Hard Disc Drive]より上
になっていないと起動できないので注意。
MS-DOSが起動したら、
SYMCMOS –Lcmos.sav
と入力し、CMOSを書き出す。これでとりあえずWindowsに戻ると、「cmos.sav」が出来ているはず。
メモ帳とかで開くと以下のようになっているのでこちらの表を参考にして修正する。(修正前のデータはcmos.bakとでもリネームしてバックアップしておく)
Before
( SYMBOLIC CMOS EDITOR – Version 643710-035 )
CRC = 250F
(0000) [0001]
(0003) [0000](略)
(0363)[0000]
(略)
After
( SYMBOLIC CMOS EDITOR – Version 643710-035 )
CRC = 250F
(0000)[0001]
(0003)[0000](略)
(0363)[0001]
(略)
書き換えたデータをUSBに入れ、再びMS-DOSで起動。
SYMCMOS –Ucmos.sav
で書き換えたデータに更新される。
結果↓
やったねV