もう2度とSeagateのHDD買わない #定期

HDDがまた逝ってしまった。

Seagateの3TB、ST3000DM001。
Macでリコール扱いになった悪名高いやつ。

このHDD、保証期間半分くらいでRMAしている。
その後の整備品は使えていたけど、ちょうど5年でセクタ異常を出すようになり、
そして認識しなくなった。接続しているPCがBIOSから進まない。。。

シリアル繋いでコマンド送ったところ、なんとか認識できた。

ファイルシステムが死んでるらしく、下層フォルダが開けない。

クローン作ってchkdskしようと思ったが、
ddrescueで残り半年と出てきたので諦めた。

入っていたのはテレビの録画データで
大切なデータではないけど、やっぱり悲しいのよね。


以下メモ。

Seagate F3コマンド全般はここがわかりやすかった

Seagate F3 Terminal Command Set
https://www.data-medics.com/forum/seagate-f3-terminal-command-set-t901.html

7200.14シリーズの復旧はこの辺りを参考にした

Seagate 2 GB ST2000DM001 Barracuda 7200.14 Recovery Efforts
https://forum.hddguru.com/viewtopic.php?t=2953

Bypass InitiateMarkPendingReallocateRequest on F3 Arch
http://www.hddoracle.com/viewtopic.php?t=557

7200.11, 7200.12シリーズのコマンドそのままではNGとのことなので要注意
また、7200.11系の復旧には基板外すとかあったけど、
“(P) SATA Reset”表示前ならCtrl-Zが効いたので、組み込んだままで実行した

実際のコマンドの流れは

Boot 0x40M
 Spin Up
 Trans.
 
 Spin Up
SpinOK
TCC:0020
 
(P) SATA Reset
 
ASCII Diag mode
 
F3 T>
 
F3 T>/2
 
F3 2>Z
 
Spin Down Complete
Elapsed Time 15.563 secs
F3 2>U
 
Spin Up Complete
Elapsed Time 6.833 secs
F3 2>/T
 
F3 T>i4,1,22
 
F3 T>F009A,C1
 
(D) SATA Reset
 
F3 T>F00E2,91
 
(D) SATA Reset
 
F3 T>F00EC,B0
 
(D) SATA Reset
 
F3 T>/1
 
F3 1>N1
 
Clear SMART is completed.
F3 1>

Forumの人と症状が似ていたので上手くいった?
サーボ系のエラーが出ていたら難しそう。

ddrescueはSystemRescueCdを使用。

SystemRescueCd – System Rescue Cd Homepage
http://www.system-rescue-cd.org/

いろいろ書いてあるけど、UEFI環境なら
ディスクイメージを展開して、中身をFAT32なUSBメモリにコピーするだけ。
64bit版使いましょう。最初32bit版使ってて起動しなくて焦った。

起動したら,
1) usb disk, src hdd, backup hddのpathを確認
# fdisk -l
2) 経過ログを帆損するため、usb diskをRWでremount (下記はusb diskが/dev/sda1の場合)
# mount -o rw,remount /dev/sda1 /run/archiso/bootmnt/
# cd /run/archiso/bootmnt/

3) ddrescue実行
# ddrescure -f -r3 /path/to/dead/hdd /path/to/new/hdd log-ddrescue.log
で始まる。
Ctrl-Cで中断、ログファイル使って再開できるらしい。

SeagateのHDD定期的に死んで落ち込んでいるけど、
先日もNAS用に8TB買っていたり。
まあ、WDとRAID1構成だし大丈夫だろ、安かったし。

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