イタリア旅行

リアルト橋

友人らとヴェネツィア、フィレンツェ、ローマを観光してきました。
以前香港に行ったときはSIMフリー化した001HTことDesireHDを持っていきましたが、
今回は先日docomoにMNPして入手したXperia Z1fを持って行きました。

イタリア到着からSIMカード入手まで

到着先の空港はヴェネツィアのヴェネツィア・テッセラ空港でした。

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日本でいう地方空港のような感じで施設は最低限のチケットカウンターとTabacchi(コンビニ的な店)のみ。
一応入国後の荷物受け取り場にWINDの簡単な手続きカウンターがあり、そこで契約出来るみたいでしたが、誰も居らず…
とりあえずバスのチケットを買いMestre駅まで移動しました。

Mestre駅から宿泊先のホテルまで移動する途中、Piave通りにWINDのキャリアショップを見つけたので入店。

windit

英語を話すと理解してくれるのですが店員はイタリア語しか話さないので、詳細なプランはわかりませんでしたが、
とりあえず見せてくれたパンフレットの数字と拙い英語を頼りになんとかSIMカードが入手できました。

SIMカードのアクチべーション

売っていたSIMカードは30€でのもののみらしいのでそれを購入。
プリペイド式で30€チャージ済みのものでした。
プランは「all inclusive」という全部込み1で12€/月のプランに。
現在キャンペーン中で最初の6ヶ月は10€/月だそうです。
手数料(?)で1€引かれ、19€が残りました。

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購入後30分ほどでアクティベーションされ、通話やSMSが出来るようになりました。
SIMロックを解除したZ1fはapns-conf.xmlからdocomo以外のAPN情報が削除いるので
自分でAPN情報を入力する必要があります。
SIMカード購入時に貰った書類にAPNの記載がないので焦りましたがAPNとして「internet.wind」とすることで
無事HSDPA2によるデータ通信が出来ました。

高速データ通信の容量を上げる

今回選択した(?)プランだと1GB通信すると32kbpsに速度規制されてしまうそうです。
追加のプランとしては500MB/2€、1GB/3€、3GB/5€があるようです。
8日間しか使用しないので十分だと思っていたのですが、
Google翻訳のイタリア語辞書をダウンロードしたら予想以上に消費してしまいました。

19€も余っているのでWebでユーザー登録して
MyWINDより1GBの「Internet no stop」をActive化しました。

イタリアでのモバイル環境を使ってみて

今回のイタリア旅行で思ったことを幾つか。

SIMカードの入手性

プリペイドのSIMカード自体はキャリアショップでパスポートを提出すれば簡単に手に入るようです。

しかしヴェネチアにはキャリアショップはほとんど見当たりませんでした。
ターミナル駅であるでMestre駅の周辺やヴェネチア本島でもほとんどありませんでした。
今回はたまたま徒歩で移動中に見つけたのでよかったのですが。

ただ宿泊したホテルの近くにイオン的なショッピングモールがあり、
ここにはWINDの他にもTIMや3、Vodafoneなどのキャリアショップがありました。
ヴェネチアでSIMカードを入手するには予めキャリアショップが何処にあるかを調べておく必要がありそうです。

またフィレンツェやローマは観光地や市街地の至る所にあったので入手性は良さそうです。

料金

今回利用したWINDは12€/月で1GBなので容量的な価格は日本と大差ありませんが
基本料金が低価格なため、使いたい分・使った分だけチャージするという使い方ができ、
日本のように不要に高額な通信費を請求されないという点は素晴らしいと思いました。

しかしながら回線品質は日本に比べると貧弱でローマの地下鉄などではパケ詰まりが酷かったので
価格相応なのかも知れません。

端末

地下鉄で使用されている端末を見ているとAndroid、特にGalaxyが非常に多かったように思えます。
しかし日本のiPhoneのように圧倒的シェアを占めているわけではなく、
WindowsPhoneやBlackberryユーザーも結構な数がいました。

フィレンツェのTIMショップでFirefox Phoneを見つけたので思わず買ってしまいましたが
こういったニッチな端末が投入されるのにもなんとなく納得がいきました。


  1. 通話250分,SMS250通,データ通信は1GBまででそれ以上は32kbpsに制限 

  2. LTEは800MHz/2600MHzらしいが結局掴みませんでした