家庭用サーバーというか、自宅サーバーというか。
これまではNEC Express5800/S70RB1を地デジの録画サーバ兼NASとして使っていたのだけれど。
今回RAID1の片割れが壊れたのでこれを機に新調した。
組んでOS移すだけと思ってたのにストレージ周りでいろいろあったから覚え書き。
構成はこんな感じにした
ケース
Lian-Li PC-Q25
・ 最近マイブームなアルミケース
・ フロント部はスイッチのみという思い切った仕様
・ Mini-ITX用なのに3.5inchスワップベイ×5、追加のシャドウベイ×3
・ フルサイズのPCI/PCIeカードが挿せる
・ ネットだと銀の方が安いけどTSUKUMO行ったら黒が特売してたので黒に
マザーボード
ASUS P8H77-I
・ Mini-ITXだけどSATAx6付いてるやつ
・ 旧チップだから無いかなって探していたら東映で見つけた。小さい板の品揃えが良いね
CPU
Intel Core i3-3220
・ Haswellはまだ高いしハイエンドは必要ないので一世代前のIvyBridgeにした2
・ スマホからストリーミングするときトランスコードしたいなってことでQSV使えるi3
・ 低電力版・・・じゃなくてもいいよね、電圧下げれば
OS
Windows Server 2008 R2 Enterprise
・ 買うと高いらしいけどDreamsparkなので無料
・ 前はStandardしかなかったけど知らないうちにEnterprise/Datacenterが選べるようになってた
・ 使い方的にはWHS2011でいいんだけど
・ 2012はモダーンなUIのせいでアレらしい3から辞めた
電源
適当な500WブロンズのATX電源
メモリー
DDR3 PC3-12800 4GBx2が余っていたのでそれ
ストレージ
以前Systemに使っていたcrucial C300 64GBを流用
で、これを組み立てるきっかけとなったRAID1について。
もともと2台のWD10EADS-00M2B0をSiIのRAIDチップでミラーリングしてた。
ただ、このカードが定期的に死ぬ4という点とPCIがレガシーな規格になりつつある点から
とりあえず汎用性高そうな(?)Windows標準のダイナミックディスクを使ったソフトウェアRAIDに移行することにした。
しかし、以前RMAの交換で届いたWD10EADS-11M2B1を使ってWindowsのディスクと管理からミラーを作成しようすると
指定されたボリュームに対するエクステントを保持するすべてのディスクは同じセクターサイズを持ち、
そのセクターサイズは有効である必要があります。
というエラーが出てミラーが作れない。
Intel RSTで調べると4kセクタらしい。同じWD10EADSでも物理セクタサイズが違うという罠。
512byteセクタのディスクは手元に余ってなくて
たまたまもう一台余っていたSeagateのST1000DM003がATFで
これからの大容量ドライブは皆AFTだろうってことで結局こいつを使ってミラー組んだ。
元HDDに溜まっていたシャドーコピーのデータもそのまま移したかったので
(1) 元HDDから新HDD1へパーティションごとコピー
(2) 新HDD1のアライメントを4kセクタ用に調整
(3) 新HDD2をミラーリング
という手順を踏んだ(が結局シャドーコピーは消えた)。
使ったアプリケーションは「EASEUS Partition Master」と「WD Align Utility」
いつの間にかPartition Masterでダイナミックディスクのパーティションがクローン出来るようになっていて少し感動。
# 久しぶりにintelで組んで思ったのは
# CPU周りはメインPCのTrinityより速くてアレということ