Droid RAZR IS12Mに機種変更してからやった10のこと

定期的に書きたくなる、「xxしてやったnのこと」的なやつ。


世間じゃLTE押しみたいですけど、b-mobileとかWiMAXとか使った結果モバイル回線なんて1M出れば十分ということを体感したので、スペックそこそこICS対応のMotorola製Droid RAZR IS12Mに機種変した(11月下旬の話)

1. 非光沢タイプの保護フィルムを貼ってもらう

ラスタバナナ MOTOROLA RAZR用 タッチガードナー 反射防止 T328IS12M
ケースはどっちでもいいけどテカテカグレアパネルは嫌いなので、
一番最初にいつもアンチグレアタイプの保護フィルムを貼ることにしている。

自分で貼ってもいいんだけど、RAZRは液晶の周囲が凹んでいて難易度高そうだったので、ヨドバシの修理コーナーでやってる代行サービスにお願いした。料金は300円なんだけど、商品の購入に使えないからいつの間にか貯まっている修理ポイントが使えるので費用はかからなかった。
最初、以前別の端末で利用していた(しかも売り場で一番安かった)レイアウト製の商品を買って代行サービスで貼ってもらった。ところがモアレが酷い。白っぽい画面にすると虹が見える・・・。

アンチグレアなので少しはモアレが出るだろうと覚悟していたが、これではさすがに使用に支障の出るレベルなので、仕方なくラスタバナナの製品を買いなおして、再び代行で貼ってもらった。こちらはまあ、そこそこで満足。

ちょっと待て! いや待つな! 保護シートの初回ロットがややこしい
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1211/19/news134.html

リンク先にもあるように、保護シートはロット差が大きいようで非常にややこしいらしい。
以前買ったレイアウト製はそこそこだったのであたりロットだったのだろう。

2. Android 4.0 ICSへアップデート

Android 4.0 Ice Cream Sandwich – 概要 – Motorola Mobility
http://www.motorola.com/Consumers/JP-JA/Consumer-Products-and-Services/Android-ICS/Android-ICS-JP-JA

2.3->4.0の更新はゴミが残るようで、アップデート後は初期化するのが定石(?)。
そんなわけで、2.3の状態で特に環境構築することもなく、ICS化した。
一応2.3でrootとってICSへのOTAファイルを取得してみたけど、差分パッチだったのであんまり使えないし要らないんじゃないかな。
ただ、ICSへ更新後Diagモードで接続できない1ことに気がついたので、更新前にいろいろ2 やってけばよかったな、と後悔。

3. root化

[ROOT][ICS] Root Razr ICS 4.0.3 and 4.0.4 [updated]
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1707431

bootloaderがlockedなので、/system領域書き換えて文鎮化するリスクは高いが、まあ自己責任。
手法としては/dataのsymlinkのパーミッションを端末が起動時に勝手に書き換えてくれるアレ。
とりあえず、suとbusyboxを/system/xbin/に突っ込んでおしまい。

4. /system のバックアップ

KDDI版があるかどうかは分からないけど今後のOTAに支障が出ないように、
bootstrap系のリカバリは入れずにバックアップを取る方針で。

> adb shell
$ su
# busybox tar cvf /sdcard/system.ext3.tar /system

気にするならアーカイブからbusyboxとsuを消せばpureなバックアップファイル(?)となる。
中身取り出したいときは7-zipオススメ。
また一応CIDも

# dd if=/dev/block/cid of=/sdcard/cid.img

でバックアップした。

5. 端末の初期化

2.3から残っているゴミとか、root取ったときのゴミを手っ取り早く消すために初期化。

設定→プライバシー→データの初期化

「内部ストレージの消去」はお好みに応じて。
当然のことながら、この初期化は/dataをフォーマットするだけ?なのでroot権限は残ったまま。

6. Googleアカウントの登録


初期化して綺麗になった?ところでGoogleに個人情報を渡す。
そしてplay storeの端末がまた増える。

7. いくつかアプリケーションをインストール

Superuser
上ではsuを突っ込んだだけなのでplay storeからChainsDD氏のSuperuserをインストールする。
最近人気らしいSuperSUはクローズドソースなのでなんとなく好かない。そもそもroot取ってる時点で、って言われそうだけど、そのrootを管理するアプリだから尚更オープンソースなChainsDD氏の方を使いたい。4.2では使えませんが。
なお、au Marketが使えなくなるけど使わないので(ry

Notification Toggle
いわゆる、StatusWidget系のアプリケーション。2.3の時はSystemUI.apkを書き換える必要があったけど、ICSよりアプリでOK。似たようなアプリはいくつかあるけどこのアプリケーションは「ネットワークへのフルアクセス」権限を持たないので好印象。また、通知領域に電池の残量を1%stepで表示できる機能もついているのでオススメ。

ドット抜けチェッカー:DeadPixelChecker
これでドット抜けを見つけた。部屋の明かりを消してやると見つけやすい。
見つけたところで保証の対象外らしいので諦めましょう。
さらに言えば黒い画面にしたとき見るシミ?ムラ?はサムスン製有機ELの仕様らしい3 ので(ry。

ADW.Launcher
Launcherは趣味。
2.3で使ってたときと見た目は同じだけど、GPU支援が効いてヌルヌル動く。

8. カメラとスクリーンショットの無音化

image
カメラの無音化は要root
rootExplorerでも何でもいいので

/system/build.prop を開いて

ro.camera.sound.forced=1

ro.camera.sound.forced=0

にして、「カメラ>設定>シャッタートーン」をoffにする。

system書き換えたくない派は
/data/data/com.motorola.Camera/shared_prefs/com.motorola.Camera_preferences.xml

<boolean name="Sutter Tone" value="false" />

を追加でもok。

[vol.-]+[power]で撮れるスクリーンショットの無音化は

ro.camera.sound.forced=0

の状態で

Enforced Stream Silencer
https://sites.google.com/site/enforcedstreamsilencer/

を使う。

9. 日本語太字フォントの追加


4.1以降なら問題ないが、4.0はまだ日本語のボールドフォントが表示出来なくていろいろと不便。
というわけで標準のモトヤLマルベリ3等幅と似た雰囲気のボールドフォントがあったのでそれを追加した。

フリーフォントM+を丸ゴシック化 ― Rounded M+
http://d.hatena.ne.jp/itouhiro/20120226

より、Rounded M+ 1mのBoldを「DroidSansJapanese-Bold.ttf」にリネームして/system/fonts/に追加。
/system/etc/fallback_fonts.xml 72行目以降

    <family>
        <fileset>
            <file>MTLmr3m.ttf</file>
            <file>DroidSansJapanese-Bold.ttf</file>
        </fileset>
    </family>

という感じにMTLmr3m.ttfとセットにする。

10. maxx化

IS12MをRAZR MAXX化した – y-log.net
http://y-log.net/archives/2012/12/01/0042

over3000mAhは伊達じゃないッ!!
既にRAZRではない気もするが。
ちなみに取り外したあとのバッテリーは曲がってしまうので使わない方がいいと思う。

以上。


  1. 接続はできるがコマンドを受け付けない感じ。正確には。 

  2. rev.B化とか。XT910はできるみたいだし。 

  3. Motorola RAZR screen issues w/ pic – xda-developers 

「Droid RAZR IS12Mに機種変更してからやった10のこと」への3件のフィードバック

  1. お初です

    IS12Mを購入してこちらのサイトにたどり着きました。
    拝見させていただいた内容に非常に興味が沸いています、ありがとうございます。
    もし、この書き込みに気づかれることがあるようでしたら、お時間があるときにでも
    無視していただいても構いません、質問をさせてください。
    現在、android2.3.4をICS4.0にアップデートしてその仕様を確認したのですが、
    ドットクロック周波数の向上、回線のフック回数を上げるなど安定と同時に消費電力が増え、また操作レスポンスが鈍っており特にブラウジング時の安定性が明らかにダウンしてます。その為に現在のICSをGBに(初期状態)に戻したいのですがどのサイトを見てもそれらを実施したような記事がなく困っています。
    (アップデートもその後に戻せないと知っていたらと・・とほほ・・)

    ttp://juggly.cn/archives/49918.html
    こちらのサイトにどうもイメージがあるようなのですが初心者の私には何がなんだか分かりません。
    よろしければアドヴァイスを頂けませんでしょうか

    1. fastbootを使えば2.3系にダウングレード出来るかもしれませんが、
      これらのfastbootはXT910向けでKDDIのIS12Mでは使えません。
      mbm等を弄ることでflash出来るはずですが、その場合はau回線で通信できないと思います。

      1. お初です

        返答頂けて光栄です、
        一月程前に初めてスマホを購入しており何がなんだか分からない状態から
        弄り始めたものですから、このようなサイトがとてもありがたいです。
        えっと、国内IS12M向けのフラッシュイメージがないので、実質無理であり
        一般で出回っているGB2.3.4であれば可能かも知れないが当然AU回線での通信は
        ネットワーク設定を弄らない限り無理ということですね。
        通信キャリアが正式にダウングレードサービスを設けない限り無理ということで諦めるしかないということだと理解しました。残念です
        android2.3.4とICSを実際に入れてみないと分からないですし、
        何より購入した出荷状態に2度と戻せないというシステムというものは初めて体感したものですから結構戸惑いを隠せません。
        スマホの業界は怖いですね・・・ 貴重なadviceをありがとうございました。

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